箸のお手入れ
箸のお手入れ
普段何気なく使用している箸ですが、表面塗装の種類によって異なります。
表面塗装の種類はオンラインショップの「素材・サイズ」欄でご確認いただけます。
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当店で取り扱っている箸は大きく3種類に分けられます。
①無塗装(オイル仕上げ、ミツロウ仕上げもこちらに分類されます)
②漆塗装(一般的な漆に加え、食洗機対応の漆もこちらに分類されます)
③合成樹脂塗装(アクリルウレタン樹脂、ポリエステルウレタン樹脂塗装などはこちらに分類されます)
この種類によってお手入れの方法が異なりますので、ご購入を希望される商品の表面塗装をよくご覧くださいね。
①無塗装の箸のお手入れ方法
無塗装の箸は3種類の中で最もお手入れにコツが必要なタイプ。
水やお湯に浸けっぱなしにしない
使用後はすぐ洗って水気を拭いてください。
洗ったらすぐ水気を拭き取り、通気性の良い場所に保管する
水切れが悪いとカビの原因となります。
食洗機や乾燥機に入れない
無塗装の箸は言わば何も塗っていない天然の木。食洗機の高温洗浄や乾燥機の強力な乾燥によって、反りやひび割れを引き起こす可能性がございます。
表面がパサついてきたと感じたら、乾性油を塗り込んであげる
あまに油やえごま油などの乾性油を塗り込んでいただくことで、表面に艶がでてきます。やわらかい布などに適量取り、塗り込んでください。
やや手間がかかるように思われますが、慣れれば日々の暮らしに一呼吸置く時間になります。手入れするごとに、愛着の湧く1膳になっていく。その過程を楽しんでいただければ幸いです。
お手入れ方法を読んでみて「ちょっと億劫だ」と感じる方には塗装されている箸をおすすめしています。生活スタイルに合わせて、お好みのものをお選びください。
無塗装の箸のおすすめはこちら
②漆塗りの箸のお手入れ方法
漆塗りの箸は、箸の木地に漆を塗ってコーティングしたもの。
無塗装に比べて耐水性があり、お手入れもしやすいと感じる人が多いかもしれません。
当店で取り扱っている「食洗機対応漆」の商品は、食洗機も使える漆塗りのお箸です。ぜひご覧ください。
水やお湯に浸けっぱなしにしない
漆が塗ってあるとは言え、水は箸を劣化させる要因の一つ。使用後はすぐ洗ってください。
洗ったらすぐ水気を拭き取り、通気性の良い場所に保管する
すぐに水気を拭き取ると、水滴の後が残らずきれいな状態を保つことができます。
食洗機や乾燥機に入れない
天然の漆は高温や乾燥を嫌います。食洗機の高温洗浄や乾燥機の強力な乾燥によって、反りやひび割れを引き起こす可能性がございます。
紫外線を避ける
漆は紫外線に弱い特徴を持ちます。劣化の原因となりますので紫外線に当たらないよう注意してください。
漆塗りの箸のおすすめはこちら
③合成樹脂の箸のお手入れ方法
合成樹脂の箸は、箸の木地に「アクリルウレタン樹脂」や「ポリエステルウレタン樹脂」などと呼ばれる化学(合成)塗料を塗ってコーティングしたもの。特に「食洗機対応」のお箸はほとんどがこの部類。
耐水性があり、無塗装のものや漆塗装に比べてお手入れしやすいものが多いですが、木で出来たお箸であることに変わりはないので、以下の点にご注意くださいね。
水やお湯に浸けっぱなしにしない
塗料が塗ってあるとは言え、水は箸を劣化させる要因の一つ。使用後はすぐ洗うのをおすすめします。
洗ったら水気が切れる状態にして乾かす
お箸が痛むのは歯や器に触れる箸先から。箸先が痛まないように、箸先を上に向けて乾かすのがおすすめです。
食洗機非対応のものは食洗機や乾燥機に入れない
食洗機対応でないものは、食洗機の高温洗浄や乾燥機に対応していません。反りやひび割れを引き起こす可能性がございますので、食洗機には入れないでください。
食洗機対応箸はこちら
詳しくは動画で
お箸のお手入れについて、詳しくはYoutube動画でも解説しています。