上手に持てちゃう!子どもに箸を持たせる前の5つのチェック事項
子どもに箸の持ち方を教えるのって、とても難しいですよね。正しい箸の持ち方は調べれば載っているけれど、それを子どもに教えるとなるとまた別の話。
今回は、箸の持ち方を教えるためにチェックしたい5つの事柄を含めて、お子様に箸の持ち方を教えるコツをお伝えします。
大切なのは手指・手首の発達
スプーンから箸に移行するときにとっても大切なのが、お子様の手指・手首の発達が箸を持つのに適した段階にあるかということ。
それを確認にするために、お子様が以下の5つのことが出来るか試してみてください。
①チョキチョキしてみよう!
親指・薬指・小指を動かさず、人差し指と中指だけを分離できるか確かめます
②親指・人差し指・中指をくっつけたり離したりしてみよう!
箸を使うときに動かす指(親指・人差し指・中指)と、下の箸をサポートする指(薬指・小指)を分離させて動かせるか確かめます
③スプーンを動かしてみよう!
スプーンを握り持ち(グー持ち)ではなく、箸を持つときのように持てるようになっていたら、箸に移行するタイミング!手首をしなやかに動かせる段階になると、箸も上手に持てます。
④鉛筆を持って動かしてみよう!
鉛筆の持ち方は箸の持ち方にとても似ています。鉛筆を正しく持ってお絵描きすることは、指を正しく配置できていて、かつ、手首が上手く動かせる証拠。遊びながらいっぱい練習してみてください。
⑤トングでつかむ練習をしてみよう!
箸を持つときのようにトングを持って、掴んで移動させる練習をします。実際に食べものを掴んで上手くいかないと、お子様も落ち込んでしまうので、おもちゃを使って遊びながら練習するのもいいですね。写真に載っている白いトレーの中に、色のついたシールをあらかじめ貼っておき、「同じ色のシールの場所に玉を置いてね」などという遊び方もできます。トングなどは100円均一などで手に入れることができます。
上の5つがスムーズにできそうだったら、箸に移行するタイミング!
最初からすべてのものを箸で食べるのではなく、「この料理は箸で食べてみよう」「タイマーがなるまで箸で食べてみよう」などと箸を持つ時間を指定して、少しずつ増やしていってもいいですね。
箸蔵まつかんでは、お子様の箸使いをサポートするアシスト箸を販売中です。3つご紹介いたします☺️
(サイズ選びに迷ったら、こちらをご一読ください→「お箸のサイズ」)
もぐもぐごっくん箸
窪みが指の位置を示してくれます。3歳〜5歳ごろまでのお子様向けの16.5cm
パレット
窪みが指の位置を示してくれます。6歳〜10歳ごろまでのお子様むけの18cm
Kumokumo
緩やかな窪みが持ち方をサポートするkumokumoはパレットと同じく18cm
忘れてはいけない一番大切なことは、「食事の時間は楽しい」という感覚。
お子様の手指・手首の発達スピードには個性があるので、焦らず、お子様に合わせてステップアップしてくださいね。