2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、箸蔵まつかんと長年取引を続けてきた輪島塗の工房も被災し、再開の目処が立たない状況となってしまいました。
今までお世話になってきた方々に、これからどんな支援ができるだろう。職人の方々と連絡を取り合う中で、さまざまなことを社内で考えてきましたが、やはり工房再開のための金銭的な援助が最も必要だと判断しました。
そこで、私たちの手元にある、輪島の商品を「復興支援商品」として販売し、収益は全額、工房再開に向けた寄付金としてお渡しします。
日本でも最高級の漆器と名高い輪島塗の伝統が後世に受け継がれていくよう、皆様のお心添え賜りたくお願い申し上げます。
改めて、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに、心からお悔やみとお見舞い申し上げます。
復興支援商品①
食卓を彩りながら、日本の美意識と繊細さを感じることのできる一膳ギフト
◼︎琳派 x 輪島 23cm 6柄展開 ¥30,000(税込)
400年の歴史を誇る”琳派”と漆芸の最高峰”輪島塗”を箸蔵まつかんがプロデュース。琳派の世界観を現代の色使いで表現し、本来の絢爛なる芸術世界はそのままにNEW琳派へと生まれ変わりました。蒔絵師による手書きの絵柄から、下地塗りまで全ての工程を輪島の手仕事にこだわりました。自然をモチーフとした藤、松、流水、竹、蔦、梅の6種の柄を展開です。
復興支援商品②
沈金の加飾が華やかで印象的な輪島塗の箸
◼︎輪島漆箸 沈金笹 21cm 赤/22.5cm 黒 ¥1,650(税込)
「沈金」とは、 漆器の表面に絵柄を彫り込み、溝となった部分に漆を接着材として塗り重ね、金箔や金銀粉を埋めて模様を描き出す技法です。手触りの良いきめ細やかな塗り肌、軽い持ち心地や口当たりからも、輪島塗の技術力の高さを伺い知ることができる一膳です。
復興支援商品③
漆塗りの技法の一つである「乾漆」という技法を使い仕上げられた一膳
◼︎輪島漆箸 細身本乾漆 23cm 黒/茜 ¥1,650(税込)
乾漆とは本漆を乾燥させて粉末にしたもの。漆を塗り重ね、研ぎ出し、最後の仕上げに乾漆を塗り上げることで箸が丈夫で滑りにくくなります。天然漆のみを使用した箸は手ざわりや口当たりも良く、長くご愛用いただける商品です。
皆さまからのご購入が、被災された職人の方々への支援とつながります。
ご支援いただく皆様に心から感謝申し上げます。