伝統工芸士・古井正弘のつくる箸
伝統工芸士の古井正弘さんは小浜市内に5名となった若狭塗の伝統工芸士の中で唯一、箸だけを専門とする職人。
箸職人の道に進んだのは15歳のとき。丁稚奉公のような形で当時の親方の工房に入ったのだそう。
それから親方の背中を必死に追いかけて、独立し、60年以上伝統的若狭塗箸をつくり続けてきました。塗り箸の一大産地である小浜市でも大変貴重な箸職人の一人です。
いつ伺ってもきれいに整えられた工房では、今日も古井さんの手がしなやかに動き、チャッチャッと軽快で心地良い音と共に、小浜を代表する箸が作られています。
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一本の漆の木がある。一枚の貝があり一握りの貝殻がある。何の変哲もないこれらの自然の素材そこに職人の手が伸び働く。そして若狭の美が宿り物が生まれる。
気候風土によって作られた若狭塗は朱色、黄色、梨子地、緑色と自然が生んだ漆の堅牢さそして貝や殻の模様は若狭の浜辺を想い町の歴史を語る。
この素朴さの中に温かさ、やわらかさ、新しさを求め願いいつも鮮やかに表現して若狭の塗箸は生まれる。
私の作った箸があなたの心と暮らしの空間で美を求め詩を求め、それによって生活の一端を飾り、安らぎを感じ得る何ものかがあれば幸いです。
−古井正弘−