ニュアンスカラーが食卓にやさしい印象を添えるHASHIKURA SEASON 01 から、漆の温もりある質感はそのままに、食洗機にも対応した「漆色」が登場しました。

HASHIKURA SEASON 01は産地の色をコンセプトに、空色・風色・海松色など小浜の自然の風景を映した10色のラインナップ。今回新たにシリーズに加わったのは、「漆色」。小浜を代表する伝統工芸「若狭塗」を象徴する“漆”の色です。
漆の“そのまま”の色を使用しているので、オーク材ならではの木目の風合いを最大限に感じていただけます。

HASHIKURA SEASON 01の特徴である、箸先の木地感を残す軽やかな印象の塗り分け仕上げ。持ち手部には耐久性の高いMR漆で光沢のある塗りを施しました。エッジのラインや、木目などが透けて見えるように塗っているので、単調な印象にならず、天然木ならではの趣きを感じていただけます。
形状は手に触れた時、そっと肌に馴染む八角形状です。

箸先はオーク材の美しい木目をお楽しみいただけるよう、摺漆で仕上げました。摺漆にすることでくっきりと見える木目ラインが、温かみの中に力強さをプラス。和食器にはもちろん、洋食器にも馴染む、ナチュラルすぎないスタイリッシュな印象に。

もちろん、摺漆にもMR漆を使用しているので、食洗機も安心してご使用いただけます。 箸先に滑り止め加工はありませんが、木地の凹凸が滑り止めの効果を果たす嬉しい１面も！

持ち手部と箸先。同じ漆を使用しながらも、塗装方法を変えることで上品さと素朴さが融合したユニークなHASHIKURA SEASON 01 漆色。どんな食卓にも馴染んでくれる包容力の高いデザインはもちろんのこと、忙しい毎日にも嬉しい食洗機対応で、食卓に思わず登場させたくなる心強い1膳になるのではないでしょうか。

気温や湿度など、気候条件の影響を受けやすい漆器産業は、小浜を含め、日本海側や山間部など湿度の高い特定の気候条件で発達した産業。小浜らしい風土や人々の営みが感じられる、新しい「産地の色」をお届けします。

※MR漆・・・３本ロールミル精製漆。通常に比べ、漆の粒子を細かく粉砕、精製。塗膜が硬く食洗機にも対応した漆です。