版画技法であるマーブリングを世界で初めて用いた箸「FUSION」に県立若狭高校「高校生おうちでごはん盛り上げ隊」オリジナルモデル「FUSION　若狭高校　limited」ができました！

新型コロナウィルスによる休校期間中、小浜市内にある県立若狭高等学校の生徒たちが当時まだ情報の少なかった市内のテイクアウト情報をSNSを通して発信する取組み「食のまち　テイクアウト情報」をはじめました。
緊急事態宣言が敷かれ多くの人たちが不安の渦にいる中、高校生たちのこの取組が市内の飲食店と利用者をつなげテイクアウトの動きを加速させてくれたのです。

テイクアウトの情報を発信するだけでなく、取組みを知ってもらうために「フォトコンテスト」も開催。これは小浜市内の飲食店のテイクアウトメニューを「＃小浜おうちでごはん」というハッシュタグをつけてinstagramに投稿すると、コンテストに参加ができちゃうというもの。

コンテストには多くの方からごはんを囲んだにこやかな風景が寄稿され、より企画を盛り上げました。
今回のFUSION箸はフォトコンテストの受賞者の副賞として生まれたもの。コロナ渦で囲むおうちでの食卓を高校生たちがイメージし、箸を通して伝えたい思いを色で表現しました。

彼らが選んだ3色にはそれぞれこんな思いが込められています。
①「歴史萌色」（小浜市公式の色）▶私たちの自慢！食のまち小浜の伝統ある『箸』と美味しい『食』を守り続けたい
②温かみのある「黄色」▶ごはんで笑顔に！おいしいごはんで元気をつけてほしい
③癒しの「桃色」▶ごはんを楽しく！家族でごはんを囲み、食事を癒しのひとときにしてほしい
完成した箸も、彼らの思いである「ごはんを囲む温かさ」や「癒し」を感じられるものになりました。

県立若狭高等学校はマツ勘の代表・松本の母校でもあります。
高校生たちが自分たちの力で自分たちの暮らす地域を盛り上げようとしている姿を見て、「僕たちも頑張らないと！」と感じたという松本。
今回のコラボレーションは彼らの活動がより継続的なものになるようにマツ勘にできるものづくりという分野での支援です。
売上金の一部は若狭高等学校の授業の一環である「地域探究」の活動資金に充てられます。

オリジナルモデルを作るにあたって、高校生の皆さんにもFUSIONの職人　谷口さんご夫婦（Youtubeインタビューはこちら）の工房で、作業工程の一部を体験してもらいました。
箸のまち・小浜に住んでいても、箸の職人さんの仕事を見る機会は滅多にありません。 納得行くものになるよう何度も作り直しをする谷口さんの姿を見て、彼らも谷口さんの箸に対する愛を感じたのだそう。

彼らの活動はただ単にSNSを通して情報を発信するだけではなく、地域の大人たちを巻き込みながら新たな人のつながりを生んでいます。私たちや職人さんもそのうちの一人。
制限された生活はまだしばらく続きそうですが、今まで目がむかずにいた自分たちの住んでいる地域の魅力や何気ない日常の楽しみを感じる時間になっているのではないでしょうか。

このお箸が、彼らの思いを纏って皆様の食卓に笑顔を届けられるものになることを願います。

ご購入前にお読みください
○こちらの商品は実際に1膳ずつマーブリングをしています。性質上、同じ模様はございませんので、特性をご理解いただきお買い求めください。
○イメージと異なる、思った色と違うなど、お客様都合での返品は承っておりません。
○マーブリング特有の世界に一つだけの模様をお楽しみください。