お箸の買い替え時っていつ?
皆さんは今お使いのお箸、どのくらいの期間使っていますか?
毎日の食卓で使うお箸ですが、意外と替え時が分からず、折れたり欠けたりしないかぎりもう何年も同じものを使っているというお客さんの声もよく聞きます。
今日は、そんなお箸の買い替え時のヒントを皆さんにお伝えしたいと思います。
お箸の買い替え時のサイン
まず、一般的に販売されているお箸は、小浜で全国の7割以上を生産している塗箸です。塗箸は、素地となる天然木を保護するために漆や合成塗料が塗られています。
使用頻度や扱い方にもよりますが、その箸先の塗装が剥がれて素地がむき出しになってしまった時が買い替えの合図です。素地がむき出しになってしまうと、その箇所から素地となっている木地が水を吸ってしまいます。そして、カビや雑菌が繁殖してしまいます。
では、塗装をしていない”NATURAL WOOD“などの天然木を活かしたお箸の場合はどうでしょうか。
塗装をしていないので、直接ダメージを受けやすくなります。使用後にすぐに水気を切ったり、メンテナンスをしながら使用をしないと、すぐに黒ずみが目立ってしまったり、木地が毛羽立ってしまうことがあります。黒ずみは、まな板などと同様、雑菌やカビなどによるものです。
お箸は毎日の食卓で、必ず口に入るもの。清潔であることは大前提です。ご自宅にあるお箸を見ていただき、該当するものがあれば買い替えをおすすめします。
買い替える前に、日頃のお箸の使い方を見直す
もちろん、いくつかのお箸を食事に合わせて使ったり、お気に入りのお箸をローテーションで使ったり、日頃からメンテナンスをきちんと行えば、その分だけ寿命を延ばすことも可能です。詳しいお箸のメンテナンス方法については、以前投稿したこちらの記事をご参照ください。
箸蔵まつかんのオンラインストアでは、幅広いラインナップでお箸を取り揃えております。お好みの木地、色、テイストや機能から検索をかけて、あなたにぴったりなお箸を見つけていただけます。
一年が終わるこのタイミングで、ぜひ日々暮らしをあらため、清々しい気持ちでお正月をお迎えくださいね!
*大切に使っていたお箸をそのままゴミ箱へ捨てるのは躊躇してしまうという方は、これまでの感謝を込めて箸供養するのはいかがでしょうか?箸蔵まつかんでは、郵送でのお焚き上げのご依頼も承っております。